【3分で要約】20歳の自分に受けさせたい文章講義【古賀史健・著】

2021年3月10日

writinglecturefor20s

 

あなたはこれから、人生の「武器」を手にすることになります。

 

コロナ禍において、外出自粛やテレワークが加速しましたよね。

その流れにともなって、文章で人とコミュニケーションを取る機会が増えました。具体的には、これまでのLINEからツイッター、インスタグラム、メール、メッセンジャーまで。加えて、オンラインのイベント参加にあたる「はじめましての挨拶」もテキスト化されましたね。

仕事においても、オンライン移行が進んで、文章にて自社サービスの魅力を説明することが増えたかもしれません。

 

今回ご紹介する『20歳の自分に受けさせたい文章講義』でも言及されている通り、これからはますます「書く時代」「書かされる時代」になる。

 

前置きが長くなりましたが、さっそく本題へ入ります。

先日、本書を読み終えたので、内容を3分で要約します。

 

こちらの本は「話し言葉から書き言葉へ変える方法」がテーマの本です。

 

 

その前に、著者についてすこし触れたいと思います。

 

著者・古賀史健とは?

 

著者の古賀史健氏は、1973年福岡県生まれ。

小さな出版社に就職、勤務を経て、1998年にフリーランスのライターとして独立。

本書の執筆当時は、過去10年間で、毎年平均10冊以上、合計80冊以上の書籍づくりにライターとして携わっていたそうです。

 

年間10冊って具体的にどれくらいの量?

年間に少なくとも、原稿用紙3,000枚以上。

これを10年続けたので、約30,000枚以上の執筆経験があるということです。

 

どのような書籍づくりに携わっていたのか?

10万部、20万部を超えるベストセラーの書籍づくりに携わっていたようです。

中でも、インタビュー集である『16歳の教科書』シリーズ(講談社)は、累計70万部以上。

 

つまり、本書で述べる「話し言葉から書き言葉への変換」のプロということですね。

 

3分で要約:20歳の自分に受けさせたい文章講義

 

ここから、原文抜粋にて本書の要約をまとめます。

 

ガイダンス:その気持ちを「翻訳」しよう

 

どうすれば文章がかけるのか?

  • 書こうとするな、"翻訳"せよ。
  • 文章とは、頭のなかの「ぐるぐる」を、伝わる言葉に"翻訳"したもの。
  • うまく書けずにいる人は、"翻訳"の意識が足りない。

 

書くことは、考えること

  • 理解したから書くのではない。解を得るために書く。
  • 分からないことがあったら、書こう。自分の言葉に"翻訳"しよう。

 

"翻訳"の第一歩

  1. 聞いた話を「自分の言葉」で誰かに話す
    → 再構築・再発見・再認識の"3つの再"が得られる。
  2. 「言葉でないもの(地図や絵、写真)」を言葉にする
    ポイント:自分の意見をいっさい入れない。レトリックに頼らない。

 

「書く技術」は、一生使える”武器”になる

  • これからますます「書く時代」「書かされる時代」になる。
  • 文章力という"武器"を手に入れることは、将来に対する最大級の投資。

 

第1講:文章は「リズム」で決まる

 

文章は「リズム」で決まる

  • 文章の正体は「リズム」である
  • 文章のリズムは、「論理展開」によって決まる。
  • 「接続詞」を意識すれば、文章は論理破綻しにくくなる。
  • 支離滅裂な文章は、文と文の「つなげ方」がおかしい。
  • 美文より「正文」を目指す。
  • 主観を語るからこそ、客観を保たなければならない。

 

文章の「視覚的リズム」

  1. 句読点の打ち方:1行の間に必ず句読点をひとつは入れる。
  2. 改行のタイミング:最大5行あたりをメドに改行する。
  3. 漢字とひらがなのバランス:ひらがな(白)のなかに、漢字(黒)を置く。

 

文章の「聴覚的リズム」

  • 音読は、文章のリズムを確認するために行う。
  • 文章を音読する際の、2つのポイント。
    1. 読点(、)の位置を確認する。
    2. 言葉の重複を確認する。

 

断定により、文章にリズムを持たせる

  • 「断定のリスク」を乗り越えるためには、断定する。箇所の前後2〜3行を、しっかりとした論理で固める。

 

第2講:構成は「眼」で考える

 

文章の面白さは「構成で決まる」

  • 文章のカメラワークを考える
    1. 導入(=序論)…客観のカメラ
    → 客観的な状況説明。
    2. 本編(=本論)…主観のカメラ
    → 序論に対する自分の意見・仮説。
    3. 結末(=結論)…客観のカメラ
    → 客観的視点からのまとめ。

 

導入は映画の「予告編」

  • 導入がつまらないと、読者は文章を読んでくれない。
  • 予告編の基本3パターン
    1. インパクト優先型
    2. 寸止め型
    3. Q&A型

 

「論理的な文章」の3層構造

  1.  主張…その文章を通じて訴えたい主張
  2. 理由…主張を訴える理由
  3. 事実…理由を補強する客観的事実
  • 文章のなかに「主張」「理由」「事実」の3つがあるか、そしてその3つはしっかりと連動しているかを、いつも意識する。

 

構成は「眼」で考える

  • 頭のなかの「ぐるぐる」を図解・可視化して、「流れ」と「つながり」を明確にする。
  • 文字量を「眼で数える」習慣をつくる。

 

第3講:読者の「椅子」に座る

 

読者の「椅子」に座る

  • あらゆる文章には、必ず読者が存在する。
  • 読者の立場に立つのではなく、読者の「椅子」に座る。
    1.「10年前の自分」の椅子に座る
    2.「特定の"あの人"」の椅子に座る

文章は、やさしく書くのがいちばんむずかしい

  • 「わかるヤツにわかればいい」のウソ。
    → 「著者の理解がふかければふかいほど、わかりやすい表現でどんな高度な内容も語れるはず」(吉本隆明)

 

"説得"せずに"納得"させる

  • 人は「他人事」に興味はない。
    → 「自分事」にすることで、納得させる。
  • "仮説"を提示し、一緒に"検証"することで、読者を「議論のテーブル」につかせる。
  • 「起"転"承結」で読者を巻き込む。
  • 自分の文章に自分でツッコミを入れる。

 

文章は"コミュニケーション"

  • 「小さなウソ」はつかない。細部をどれだけ大事にできるかは、文章の最重要ポイント。
  • 「自分の頭でわかったこと」以外は書かない。
  • 「目からウロコ」は3割、残り7割は「すでにわかっていること」でよい。

 

第4講:原稿に「ハサミ」を入れる

 

右手にはペンを、左手にはハサミを

  • 推敲とは、ハサミを使った"編集"である。

 

書きはじめの編集

  • 「なにを書くか?」ではなく、「なにを書かないか?」。
  • 頭のなかの「ぐるぐる」を可視化する。
    → ”ある傾向を持つキーワード"と"それ以外のキーワード"の両方を紙に書き出してみる。
  • いつも「疑う力」を忘れずに、文章と向かい合う。

 

書き終えてからの編集

  • 推敲とは「過去の自分との対話である」。
  • 最大の禁句は「もったいない」。
  • 長い文章を見つけたら、短い文章に切り分ける。
  • 論理性をチェックする方法。
    → この文章を、図に書き起こすことはできるか?
  • 細部がどれだけ描写できているかをチェックする方法。
    → この文章を読んで"映像"が思い浮かぶか?
  • 「身近な他人」「いまの自分」「明日の自分」に読ませる。

 

いい文章を書くのに"文才"はいらない

  • 才能を問うのは「言い訳」。この本を読み終えたら、とにかく書こう。書くことで、読む人の心を動かそう。

 

では、『20歳の自分に受けさせたい文章講義』の要約は以上で終わりです。

 

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