こんにちは、ショウコです。
突然ですが、3つ質問です。
「何もかも大丈夫だとしたら、ほんとは、どうしたい?」
「8兆円持っていたら何に使う?」
「神様が現れて、「このノートに書いたものはすべて叶う」と言われたら何を書く?」
あなただったら、このようなことを聞かれたらなんて答えますか?
実は、2014年のわたしはちょうど同じ質問に答えていました。
というのも、TSUTAYAを徘徊していたらある本が目に入りまして。
それが『あした死んでも後悔しないためのノート』です。
あした死んでも後悔しないためのノート Special 大増補改訂版
帯には「書き込むうちに、新しい自分に生まれ変わる」と書かれており、実に、胡散臭い言葉だなと思った記憶があります。
とはいえ、2014年といえば、大殺界の沼底みたいな年で、だから、このタイトルが目に止まりました。
本心では、この本を手に取りたくて仕方がなかったのだと思います。
何が起きたのかというと、「アメリカの大学卒業」という夢を実現して希望に満ち溢れていたところ、呼吸も苦しくなるほどの悲劇が起こってしまいまして。
目標だったテレビ番組ADの就職内定さえも自ら辞退し、暗闇で時が止まった、みたいな感じですかね。
それまでアメリカで過ごした5年間を無駄にしたような気持ちと、大学進学で借りた600万円の借金がどっさり残ったわけです。
生きているといろいろありますね。
結局、わらにすがることにしました。本一冊です。大金を積むわけでもない。
さっそく帰宅して、薄暗い部屋で机に座り、ノートを開いてペンを走らせました。
開いてすぐ「究極の不幸とは?」と、重めの質問が投げかけられます。
そして、この本は「あなたの『心の声』と向き合う」ために使ってくれと書いてある。
心の声なんて、嫌というほど毎日向き合ってる。やっぱりちょっと胡散臭い。
数ページめくると、今度は、これから始まる"尋問"にまじめに答えるために、「一回死んでくれ」と言われる。
これが、なかなかむずかしいのです。
とはいえ、素直に従うことにしました。
どうにかして、自分は「いま、死んだ」ことに。
目を閉じて、じっとする。
食べることも眠ることもできない。五感もない。身体もない。
真っ暗闇に、止めどなく思考が流れるだけ。これが永遠につづく。
なんとなく条件を満たした気がしたので、本をぱらぱらとめくると、質問は全部で32個あるようでした。
正直、ちょっと長い。
さすがに長いので、埋められる質問から埋めました。
まずは、冒頭の質問3つ。これは、思い切り書いてみたかったのです。
「何もかも大丈夫だとしたら、ほんとは、どうしたい?」
「8兆円持っていたら何に使う?」
「神様が現れて、「このノートに書いたものはすべて叶う」と言われたら何を書く?」
まじめに書いてみました。本心に嘘をつくことなく。絶対、というものは書き切って。
これが、今から7年前の話です。
結論、どうなったのか。あの胡散臭い帯はほんとうだったのか。
7年後、書いたことの6割くらいは、本当に実現しました。
では、残りの4割はというと、途中で価値観が変わり強く望まなくなったことばかり。
具体的に、実現したことは以下のとおりです。
- WEB・動画・記事・写真に関係した職につく
- 月収は35万円以上
- 一人部屋のあるキレイなアパートに住む
- 海外に取材に行く
- 100万円貯める
- フリーランスになる
- インターネット環境があればどこでもできる仕事をする
- 雑誌を出版する
- 英会話教室をひらく
- 世界を旅行してしばらく放浪する
補足すると、上記すべてが現在進行形で続いているわけではなく、一度でも起こったみたいなイメージ。
ちなみに、途中で価値観が変わり、実現しなかったことは主に恋愛系ですね(笑)
あの薄暗い、負のオーラ漂う部屋で、架空の8兆円片手に夢を描いたら、思考がそちらに向いたのでしょうか。
このノートは、一度書いてからしばらく開けることなく放置していました。
したがって、書いた内容も覚えておらず、2年後、そのまた4年後に開くことに。
開けるたびにどこかが必ず実現しているという、ちょっと不気味な現象を、心のどこかでものすごく頼りにしており、欲張りにもページを付け足して書き殴っていました。
そういうわけで、「自分の思いは書き出すと現実化する」ことは自分の中ではもはや常識に。
これは、魔法でもなんでもなく、自らが体験したちょっと信じがたい事実です。
このノートは結局、1冊分を3回にもわたり「改訂」したので、先日新しくもう1冊購入しました。
今回新たに付け足したのは「純資産1億円」です(笑)
割と強く願っているので、実現するんじゃないかなと予想しています!

それでは、今回はこの辺で。
あした死んでも後悔しないためのノート Special 大増補改訂版
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