PR当サイトは、アフィリエイト広告を利用しています。

ジェームズ・ホフマンの究極のHARIO V60の淹れ方

2020年11月30日

1130_HARIO V60

コーヒーが好きな人
ジェームズ・ホフマンさんの、究極のHARIO V60の淹れ方とやらを知りたいです!

このような声に、お答えします。

 

筆者は、コーヒーが大すきで、おうちコーヒー歴7年目です。

HARIO V60を愛用して、7年が経ちました。レシピを見直したくネットで調べていたら、ジェームズ・ホフマン氏の「究極のV60テクニック」という動画を発見。

V60のレシピを見直したくてホフマン先生(@jimseven)のV60究極テクをおさらい

☕️一杯分
15g / 250ml 1:45

✔️0:45 蒸らし30ml(ゆらす)
✔️1:15までに 120ml
✔️1:45までに 100ml(スプーン)
✔️3:30までに 落とし切る

✏️浅煎りはアツアツのお湯をすぐ使う

 

今回は、ジェームズ・ホフマン氏が2019年8月にYouTubeで公開した「究極のV60テクニック(The Ultimate V60 Technique)」というビデオを日本語で解説します。

HARIO V60 究極の淹れ方テクニック by ジェームズ・ホフマン

 

View this post on Instagram

 

A post shared by James Hoffmann (@jimseven)

こちらのテクニックは、プロのバリスタさんから、おうちコーヒーを愛するホームバリスタさんまで、幅広く使えるように設計されています。

ショウコ
自宅でプロの味が再現できてしまうなんて、神動画すぎて震えています。

このテクニックが「HARIO V60」に特化しているワケ

  1. 「円すい形」をしており、他のドリッパーと形状が異なるため
  2. 大きな一つ穴があり、注がれたお湯がドリッパーからの制限を受けることがないため

例えば、「カリタ(Kalita)」や「メリタ(Melitta)」のように「底に小さい穴が3つ」のような作りだと、お湯を注いだときにドリッパーの形状により、ゆっくり注がれることになりますよね。

つまり、HARIO V60はドリッパーの形状による制限がない = 味が自由に作れるということ!

ジェームズ・ホフマンとは

 

View this post on Instagram

 

A post shared by James Hoffmann (@jimseven)

ジェームス・ホフマン氏は、英国出身の2007年ワールド・バリスタ・チャンピオンです。

2008年には、ロンドンを拠点とした焙煎所「Square Mile Coffee Roasters」を開業。2014年には、自身初となる書籍『The World Atlas of Coffee(英語)』を出版。

こちらは、世界のコーヒー屋さんでよく見かける超有名な本。

コーヒーの品種や育て方、焙煎、世界29カ国で育てられているコーヒーなど、言わば「世界のコーヒー図鑑【完全版】」です。こちらの本は、日本語でも出版されています。

2016年には、ホフマン先生YouTubeに降臨。2023年3月現在で登録者数は、驚愕の170万人ほど

筆者もチャンネル登録していますが、題材が絶妙にマニアックですごく好きです。コーヒーや器具のレビューも忖度しすぎない姿勢「ホフマン節」が効いてて最高。

» ジェームズ・ホフマンのYouTubeチャンネルを見てみる

 

まとめると、ホフマン先生はコーヒーが大好きなワールド・バリスタ・チャンピオンであり、起業家であり、執筆家であり、世界的なコーヒーインフルエンサーです!

»【コーヒー界のレジェンド】ジェームズ・ホフマンとは何者なのか?

準備するもの

  1. HARIO V60
  2. HARIO V60 専用ペーパーフィルター
  3. コーヒースケール
  4. ドリップケトル
  5. コーヒーグラインダー
  6. コーヒー豆
  7. スプーン

 

1. HARIO V60

HARIO V60にはさまざまな種類がありますが、ホフマン先生のおすすめは「クリアタイプ」です。

ホフマン先生がこちらを選ぶワケ

  1. もっとも安い
  2. 壊れにくい
  3. 温度を保ってくれる

筆者は、こちらとセラミックの2つ持ちですが、圧倒的にプラスチックがおすすめ。最大の理由は「軽さ」です。毎日使いだとセラミックの重さは、ちょっと気になる。

 

2. HARIO V60専用ペーパーフィルター

茶色と白いペーパーがありますが、紙の匂いが少ない白いペーパーフィルターがおすすめです。

 

3. コーヒースケール

ホフマン先生が動画でも「デジタルスケールがあると、人生が100倍楽になる」と言っていますが、100%同意です。

理由は、「時間」と「重さ」をはかることで、再現性が圧倒的に高くなるから。

ショウコ
筆者は旅行の際も、必ずコーヒースケールを持参します。

 

4. ドリップケトル

基本的にお湯が注げれば、なんでもOKです。

ただし、注意点が1つあり「お湯を沸騰させたケトルを、そのまま使用すること」です。

NG例

・お湯を沸騰させた「ケトルA」から、冷たい「ケトルB」にお湯を移し替える

→ これはお湯の温度が下がってしまうため、このテクニックではNGです。

おすすめのドリップケトルは、山善の電気ケトルです

こちらを選ぶワケ

  1. ドリップ専用のケトルで注ぎやすい
  2. 温度調節と保温機能がついている
  3. 価格が「8,500円ほど」とリーズナブル

 

5. コーヒーグラインダー

動画では、「事前に挽かれたコーヒー豆でもOK」と解説されています。

しかし、コーヒーグラインダーを購入することが圧倒的におすすめと言っており、7割くらいは同意です。理由はシンプルで、コーヒーを直前に挽くことで、新鮮な(酸化してない)コーヒーが飲めるためです。

おすすめのコーヒーグラインダーは、ボダムのビストロです

こちらを選ぶワケ

  1. フレンチプレス」から「家庭用エスプレッソマシン」までの挽き具合に対応
  2. 価格が「9,000円ほど」とリーズナブル
  3. コンパクトで場所を取らない

筆者のはじめてのコーヒーグラインダーで、5年ほど使用しました。見える部分は取り外して洗えるので、5年経ってもキレイに保てます。

 

6. コーヒー豆

究極のテクニックには、クオリティの高いコーヒー豆が必要。

コーヒー豆自体のクオリティが低ければ、究極のテクニックを駆使しても、クオリティの低いコーヒーとなるわけです。

つまり、「スペシャルティコーヒー」を使いましょうということです。

おすすめのスペシャルティコーヒー2選

  1. 国内:PostCoffee®︎(ポストコーヒー)
  2. 国外:KaffeBox(カフェボックス)

上記2つは、コーヒーの定期便で、毎月スペシャルティコーヒーのみがお届けされます。

» コーヒー定期便!PostCoffee®︎で好みの診断からお届けまで【PR】

» コスパ最強!北欧のコーヒー定期便『KaffeBox』の登録からお届けまで

 

7. スプーン

スプーンは、特に指定はありません。ご自宅にあるスプーンを用意しましょう。ドリッパーの中のコーヒー粉をかき混ぜるために使います。

 

8. 水

え?水?と思うかもしれませんが、コーヒーを構成する98%以上は水です。

要は、おいしい軟水の水がベターだよ、ということ。とはいえ、日本にいる場合は、水道水をそのまま利用して問題ない場合がほとんどです。世界の大半の国では、水道水をそのまま飲むことができませんし、出てきても硬水が出てくる場合もあります。

気になる方は、浄水器を使用したり、おいしい軟水のお水を購入してもいいかもしれませんね。

ジェームズ・ホフマンのHARIO V60 究極の淹れ方テクニック【完全ガイド】

前置きが長くなってしまいましたが、さっそく本題へ入りましょう!

  • 抽出比率:コーヒーの粉に対して、お湯の量は「16.66倍」
  • 粉のサイズ:中細挽き
  • お湯の温度:熱ければ熱いほどベター(特に浅煎りのコーヒー)

※ 動画の例:コーヒー豆:30g/抽出量:500ml(約2人分)

抽出までの具体的な手順は、以下のとおりです。

  1. ペーパーフィルターにお湯をかける
  2. コーヒー粉をペーパーフィルターに投入する
  3. 抽出する

ステップ1:ペーパーフィルターにお湯をかける

  • ペーパーフィルターの紙の匂いを取り除くため
  • ドリッパーを温めるため

ステップ2:コーヒー粉をペーパーフィルターに投入する

この時、中央に丸く穴を作ります。

次の段階である「抽出」で、コーヒー粉全体に均一にお湯を行き渡らせて、コーヒー成分を十分に抽出していく土台を作るためです。

ステップ3:抽出する

事前チェックリスト

  • ドリップケトルでお湯を沸かしておく
  • コーヒー豆を挽いておく
  • ドリップスケールを「ゼロ」に設定する
  • スプーンを手元に用意する

抽出は、以下の4つの手順で行われます。

  1. 蒸らし
  2. 2投目
  3. 3投目
  4. さいごのひと手間

 蒸らし:0秒〜45秒

蒸らしでは、「45秒」かけてコーヒー粉の2倍のお湯を、全体にやさしく注いでいきます。

メモ

動画では、「30g」のコーヒー粉を使っているので、蒸らしでは「60ml」を注ぎます。

注ぎ終わったらケトルを置いて、ドリッパーごとぐるりとまわします。この一手間で、コーヒーの粉全体に均一にお湯を染み込ませます。ホフマン先生の検証によると、スプーンを使ってかき回すよりもドリッパーごとぐるんぐるんまわした方が「断然おいしかった」そうな。

蒸らしは、最長「45秒」まで。この間に、コーヒー粉の中の二酸化炭素を放出します。これで、コーヒーの成分が出やすくなる!

 

2投目:45秒〜1分15秒

2投目では、「30秒」かけて、抽出量全体の「60%」のお湯を注いでいきます。

メモ

動画では、最終的に「500ml」抽出するので、2投目では「60%のお湯 = 300ml」を注ぎます。

抽出のポイント

  • 静かすぎず、激しすぎない抽出を目指そう。ある程度、コーヒー粉の「ベッド」を崩すイメージで。
  • 60%近く抽出したらドリッパーがほぼ「満杯」になるはず。これでコーヒーの温度が保たれ、そして保たれる状態こそがとても大事

ホフマン先生のおもしろ検証1

ペーパーフィルターに、直接お湯をかけてしまっても大丈夫なのか?水だけが落ちて、コーヒーが水っぽくなるのでは?

結論、ちゃんとコーヒー粉にお湯がかかり、抽出されるとのこと

ホフマン先生は検証として、ペーパーのみにお湯を注いでコーヒーを抽出。結果は、なんと「逆に」抽出に時間がかかり、「過抽出」となり、コーヒーがおいしくなくなるそう。

 

3投目:1分15秒〜1分45秒

3投目では、「30秒」かけて、抽出量全体の「100%」のお湯を注ぐ

メモ

動画では、蒸らしと2投目ですでに「360ml」抽出しているので、3投目では残りの「140ml」を注ぎます。

抽出のポイント

  • やさしく、ゆっくりお湯を注ぐ。コーヒー粉の「ベッド」を崩さないイメージで

 

さいごのひと手間

1分45秒かけて、100%のお湯を注ぎ切ったら、次の2つを行います。

  1. スプーンで混ぜる
  2. 最後にドリッパーごとまわす

スプーンを使用して、ドリッパー内を時計回りに数回、反時計回りに数回かき混ぜましょう。

この工程で、ドリッパーの内側に残ったコーヒーの粉を落としていきます。抽出によりできあがる「ドーム型(真ん中が盛り上がっている)ベッド」にならないようにします。

最後に、ドリッパーごとまわします。このひと手間により、コーヒーが均一に抽出され、ドリッパー内のコーヒー粉のベッドが平らに。

お湯の落ち切りは「3分30秒」を目安に、ドリッパー内のお湯が落ち切るのを待ちます。

ホフマン先生のおもしろ検証2

お湯の落ち切りで、おもしろい事実が発覚。

「95℃」と「85℃」のお湯では、温度の低いお湯の方が、落ち切るまで「30秒」余計にかかったそうな。

「味が悪かっただけでなく、時間のムダである。…だから、冷たいケトルにお湯を入れ替えるのが好きじゃないんだ。これをカフェの人がやっているのを見かける。バリスタの時間を奪うだけでなく、お客さんの時間を奪っていることになる。」ージェームズ・ホフマン

お湯が落ち切った頃には、ペーパーフィルター側面には「大きなコーヒー粉」は残っておらず、コーヒーベッドは平らになっているはずです。

 

さて、コーヒーのできあがりです!

ショウコ
おいしいコーヒーをお楽しみください!

※この記事が参考になったら、ぜひブックマークをお願いします🙇‍♀️

1205_French Press
参考ジェームズ・ホフマンの究極のフレンチプレスの淹れ方

こんにちは、ショウコです。   数年ぶりにフレンチプレスでコーヒーを淹れたら、おいしすぎてフレンチプレス沼から抜け出せません。   ▼ お先にツイッターでこのようにご報告 フレンチ ...

続きを見る

1217_Clever Dripper
参考ジェームズ・ホフマンの究極のクレバードリッパーの淹れ方

こんにちは、ショウコです。   今回は、クレバードリッパーの究極の淹れ方をご紹介します。   お先にstand.fmにてラジオ収録しました。約5分でまとめています。 ▼ 音声派の方 ...

続きを見る

-おうちコーヒー
-

© 2024 shocopedia All Rights Reserved. Powered by AFFINGER5