
このような声にお答えします。
この記事を書いているわたしは、アメリカの大学をオールAで卒業しました。
海外生活歴は、アメリカや東南アジアを含めて約8年です。
現在は、フリーランスの通訳・翻訳家として活動しています。
英語でスムーズに自己紹介する方法や、よく聞かれる質問と答え方に関して、実体験に基づいて解説します。
英語でスムーズに自己紹介する方法は「事前に練習すること」です
結論、事前に準備して練習することがすべてです。
なぜかというと、言うことが決まっていれば「本番でスムーズに言葉が出てくるから」です。
体験談:わたしがアメリカ留学初期に失敗した話
具体的なお話をすると、13年前のわたしはアメリカに渡航したばかりでした。
中学生の頃から英語の勉強はしていた方なので、自己紹介くらい余裕だと思っていました。ところが、いざ外国人を目の前にすると、びっくりするほど言葉が出てきません。ここでスムーズに自己紹介できていたら、友達になれたかもしれないチャンスを失いました。
「これはマズい」と感じ、自分の「自己紹介の型」を作成し一人で練習。すると、スムーズに自己紹介ができるようになり、友達も増えていきました。
よくある質問①:どうやって事前練習すればいいですか?
結論、最初は「一人で練習」でOKです。
なぜなら「いつでもどこでも練習できる=回数を重ねられるから」です。
とはいえ、自己紹介は相手がいて初めて成り立つものです。
ある程度、練習を重ねたらさっそく「実践」してください。
例えば、具体的な実践方法は以下のとおりです。
- 方法①:英語を勉強している友達と練習し合う
- 方法②:英会話カフェに行ってみる
それぞれを、順番に解説します。
方法①:英語を勉強している友達と練習し合う
友達とペアになって自己紹介をし合います。
もし、お互い言葉に詰まりすぎたり、妥協して日本語が出てしまったりなどの問題があれば、「第三者」を相手に練習しましょう。
方法②:英会話カフェに行ってみる
英会話カフェという場所があり、通常だと英語話者が複数名在籍していて、英語でフリートークをすることができます。つまり「第三者」との会話が可能です。
行きたい時だけ単発で行けるので、通わなければいけない英会話スクールより精神的な敷居が低いですよね。
最近は、オンラインの英会話カフェもありますよ。
筆者のわたしも、自分の英会話カフェをオンラインでやっています。
第三者を相手に練習をすると「変化球的な質問」にも、対応できるようになります。
なので、練習を重ねたら実践することが正義です。
よくある質問②:自己紹介で何を言えばいいですか?
英語の自己紹介には、基本的な5つの項目があります。
具体的には、以下のとおり。
- 自己紹介の基本①:名前
- 自己紹介の基本②:出身地
- 自己紹介の基本③:肩書き
- 自己紹介の基本④:興味・関心
- 自己紹介の基本⑤:締めの挨拶
それぞれの項目に対して、答え方の例文をご紹介します。
自己紹介の基本①:名前
例文:Hi, I’m [名前].([名前]です。)
自己紹介の基本②:出身地
例文:I’m from [都市名], [国名].([国名]の[都市名]出身です。)
自己紹介の基本③:肩書き
例文:I’m a [肩書き].([肩書き]です。)
自己紹介の基本④:興味・関心
例文:I like [興味・関心].([興味・関心]が好きです。)
自己紹介の基本⑤:締めの挨拶
例文:Nice to meet you.(はじめまして/よろしくお願いします。)
かなりシンプルな表現ですが、最初は表現力より「伝えること」が大事です。
ポイントは「知っている単語」で、短くても的確に伝えること。
表現力や語彙力は、英語の勉強を進めるうちに身についていきます。
以上を踏まえて、わたしの場合は以下のように自己紹介します。
Hi, I'm Shoko.(どうも、ショウコです。)
I'm from Tochigi, Japan.(日本の栃木県出身です。)
I'm a freelance interpreter and translater.(フリーランスの通訳・翻訳家をしてます。)
I like coffee and traveling around the world.(コーヒーと世界中を旅することが好きです。)
Nice to meet you.(よろしくお願いします。)
とはいえ、このようなまとまった自己紹介は「自己紹介コーナー」でもない限り、あまり行いません。
日常での自己紹介は、やや異なる流れで進みます。
将来の話:自己紹介は実際どんな流れで進むか
具体的な流れは、以下のとおりです。
- 自己紹介の流れ①:お互いの簡単な自己紹介
- 自己紹介の流れ②:質問のし合い
- 自己紹介の流れ③:(場合によって)連絡先交換
- 自己紹介の流れ④:(場合によって)次回会う約束
- 自己紹介の流れ⑤:締めの挨拶
自己紹介の流れ①:お互いの簡単な自己紹介
自己紹介の5つの基本項目は、最初にサクッと終わります。
実際は、「名前・肩書き・締めの挨拶」で終わる場合も多いです。
例えば、以下のとおりです。
Hi, I'm Shoko. I'm a freelance interpreter and translator. Nice to meet you.
どうも、ショウコです。フリーランスの通訳・翻訳家をしています。よろしくお願いします。
ここは、状況に応じて変わります。
例えば、初対面の人数やシチュエーション応じてとかですね。
場合によっては、「名前+Nice to meet you.」だけも多々ありです。
自己紹介の流れ②:質問のし合い
次に、お互い気になった情報があれば深く質問し合います。
こちらは、記事の後半で「よく聞かれる質問と答え方」にて詳しく解説します。
自己紹介の流れ③:(場合によって)連絡先交換
人が出会えば自然の流れで、連絡先を交換する場合もありますよね。
自己紹介の後に、話が盛り上がった際には定番の流れです。
自己紹介の流れ④:(場合によって)次回会う約束
そもそも、なぜ自己紹介するのか?「人と繋がるため」じゃないですかね。
お互いが「繋がりたい」と感じれば、次に会う約束をすることも当然あります。
自己紹介の流れ⑤:締めの挨拶
冒頭ですでに「Nice to meet you」と言いましたが、英語では出会いの最後に「お会いできて良かったです」で締めるのが一般的です。
例文:Nice meeting you.(お会いできて良かったです。)
英語の自己紹介でよく聞かれる10の質問と答え方
結論、自己紹介において、実際に何を聞かれるかは予測できません。
しかし、「よく聞かれる質問」は存在します。
こちらでは、よく聞かれる10の質問と答え方をご紹介します。
- よく聞かれる質問①:年齢
- よく聞かれる質問②:家族構成
- よく聞かれる質問③:出身地の情報
- よく聞かれる質問④:どこに住んでいるのか
- よく聞かれる質問⑤:なぜ○○にいるのか
- よく聞かれる質問⑥:○○の居心地はどうか
- よく聞かれる質問⑦:なぜ○○が好きなのか
- よく聞かれる質問⑧:○○でおすすめは何か
- よく聞かれる質問⑨:今度お茶でもしませんか
- よく聞かれる質問⑩:連絡先を教えてください
よく聞かれる質問①:年齢
例文:How old are you?(おいくつですか?)
答え方例:I'm thirty two years old.(32歳です。)
よく聞かれる質問②:家族構成
例文:Do you have siblings? (兄弟はいますか?)
答え方例:Yes, I do. I have one brother and one sister.(はい、男女の兄弟がいます。)
よく聞かれる質問③:出身地の情報
例文:What's your hometown like?(地元はどんなところですか?)
答え方例:It's near mountains. (山の近くにあります。)
よく聞かれる質問④:どこに住んでいるのか
例文:Where do you live?(どこに住んでいるのですか?)
答え方例:I live in Tochigi.(栃木県に住んでいます。)
よく聞かれる質問⑤:なぜ○○にいるのか
例文:Why are you in Tochigi?(なぜ栃木県にいるのですか?)
答え方例:Because I like living in the country side.(田舎に住むのが好きだからです。)
よく聞かれる質問⑥:○○の居心地はどうか
例文:How do you like Tochigi?(栃木県はどうですか?)
答え方例:I love it.(最高です。)
よく聞かれる質問⑦:なぜ○○が好きなのか
例文:Why do you like coffee?(なぜコーヒーが好きなのですか?)
答え方例:Because it makes me feel relaxed.(リラックスするからです。)
よく聞かれる質問⑧:○○でおすすめは何か
例文:What do you recommend for coffee?(コーヒーでおすすめは何ですか?)
答え方例:I recommend coffee from Ethiopia.(エチオピア産のコーヒーがおすすめです。)
よく聞かれる質問⑨:今度お茶でもしませんか
例文:Would you like to grab some coffee sometime?(今度お茶でもいかがですか?)
答え方例:That sounds nice.(いいですね。)
よく聞かれる質問⑩:連絡先を教えてください
例文:Do you have LINE?(LINEやってますか?)
答え方例:Yes, I do.(はい、やってます。)
【応用編】相手に好印象を残す方法
結論として「自分から質問をすること」です。
なぜなら、質問をすることは、相手に興味を持つことであり、人は自分に興味を持ってくれる人を好きになる性質があります。
この性質は「承認欲求」と呼ばれますが、「自分の気持ちを分かってもらいたい」という欲求です。承認欲求は決してネガティブなものではなく、人間誰しもが持っている性質と言われています。
好印象を残すとは、つまり「相手に気持ちよく感じてもらうこと」ですよね。
少し戦略的に聞こえてしまうかもしれませんが、人と初めて出会うとき、ご縁を感じる出会いであれば、自分から質問することがおすすめです。
とはいえ、相手の負担となるような質問はNGです。
例えば、Googleで聞けるような質問ですね。
まとめると、英語でスムーズに自己紹介をするには事前練習することで解決します。まずは一人で練習、次に「第三者」と実践をくりかえすと、変化球的な質問にも答えられるようになります。
最後に、繋がりたいと感じる相手に好印象を残す方法は「自分から質問をすること」です。人は、自分に興味を持ってくれる人を好きになる性質を持っているからです。
今回は、以上で終わりです。
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