
今回は、このような声にお答えします。
この記事を書いているわたしは、2019年に4泊5日のコペンハーゲンコーヒー旅に出かけました。
滞在中は1日2〜3軒のコーヒー屋さんをめぐりつつ、有名どころの観光を満喫。
そして、コペンハーゲン名物を楽しみ、残りはゆっくりするといった、夢のような時間を過ごしました。
今回は、コペンハーゲンコーヒー旅のモデルプランを、実体験に基づいてご提案します。
コペンハーゲンの基本情報
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コペンハーゲンは、北欧デンマークの首都です。
デンマークは、国連が調査する「世界幸福度ランキング」の上位国としても知られています。
基本情報
- デンマークの首都(Googleマップで見る)
- 公用語:デンマーク語
- 通貨:デンマーク・クローネ(DKK)
1,000円=約55クローネ(2021年5月25日現在) - 時間帯:中央ヨーロッパ時間(UTC+1)
日本との時差:-8時間
筆者のコペンハーゲン新発見はこちら
4泊5日デンマーク🇩🇰コペンハーゲン新発見
・現金を使わない
・洗顔料が売っていない…
・街並みがメルヘン
・レゴの本店がある
・ギネス世界記録博物館がある
・オープンサンドがおいしい
・ディズニーの元になった世界最古の遊園地がある
・コーヒーがおいしい
・コーヒーがとてもおいしい pic.twitter.com/85FabRZsSV— ショウコ (@coffee_shoco) December 28, 2019
ひとことで言うと、デザインが洗練された美しい街。
流れる空気や雰囲気が澄んでおり、具体的には、街中にあふれる「デンマークデザイン」に感化され、クリエイティブな気持ちにさせます。
おすすめの観光シーズンは「夏」です
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出典:NOAA
結論として、おすすめの観光シーズンは「夏」です。
理由は、もっとも過ごしやすい温度帯であるため、そして日照時間が長いためです。
冬ですと、悲しいほどに日照時間が短い。具体的には、明るいなと感じたのはAM10:00からPM2:00の4時間ほどでした。

コペンハーゲンコーヒー旅のしおり:日程
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旅のスケジュールを、テーマ別に3日間に分けてお届けします。
具体的には、以下のとおり。
- Day1:コーヒーとメルヘンの世界へ没入
- Day2:コーヒーとオープンサンドで優勝
- Day3:コーヒーと夢の入りぐちに潜入
それぞれを、順番にご案内します。
Day1:コーヒーとメルヘンの世界へ没入
1日目のテーマは「コーヒーとメルヘンの世界」です。
コペンハーゲンを訪れたら、真っ先に足を運びたいところをご紹介します。
具体的には、以下のとおり。
- 美しい空気で心が浄化される『Coffee Collective - Godthåbsvej店』
- コペンハーゲンの日常が味わえる『Coffee Collective - Bernikow店』
- 本日の観光:『ニューハウン地区』でメルヘンに浸る
それぞれを、順番にご案内します。
美しい空気で心が浄化される『Coffee Collective - Godthåbsvej店』
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圧倒的な開放感で、気分が最高になる上に、コーヒーの味の追求が尋常ではありません。
理由はシンプルで、Coffee Collective(コーヒーコレクティブ)は、コーヒー愛あふれるチームが運営しているため。
「世界最高のコーヒー体験」を追求しており、2006年ワールドバリスタチャンピオンが品質をチェック、そして2008年ワールドテイスティングチャンピオンが焙煎を担当しています。

Coffee Collective - Godthåbsvej店に併設のロースター
Coffee Collectiveは複数の店舗をかまえていますが、こちらは焙煎所が併設されています。
透明のガラスで仕切られており、焙煎の様子を見ながらコーヒーを味わうことも可能。

コーヒーだけでなく、スコーンもおいしい

コペンハーゲンの日常が味わえる『Coffee Collective - Bernikow店』
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こちらはCoffee Collectiveの別店舗で「街角のコーヒーステーション」といったイメージ。
現地生活の1コマに、足を踏み入れた感覚になれます。
忙しい通りに位置していますが、サクッとコーヒータイムを楽しむにはぴったりの場所。

サンドイッチがおいしく、2日連続でいただきました
本日の観光:『ニューハウン地区』でメルヘンに浸る
コペンハーゲンに来たら、真っ先に足を運びたい観光地は「ニューハウン地区」です。あのカラフルな建物が並んでいる地域。
「新しい港」という意味がありますが、港として機能していたのは昔のはなし。
しかし、今でも数多くのヨットが並んでおり、そこが異世界感を楽しめるポイントです。
また、『人魚姫』や『マッチ売りの少女』で有名な童話作家のハンス・クリスチャン・アンデルセンが、18年間住んでいた場所としても有名です。
カフェやレストランのテラス席でくつろぐも良し、写真撮影にはもちろん、もってこいの場所。

Day2:コーヒーとオープンサンドで優勝
2日目のテーマは「コーヒーとオープンサンド」です。コペンハーゲンならではの名物をご紹介します。
具体的には、以下のとおり。
- 世界初?電話ボックスでコーヒーが飲める『Coffee Collective - Telefonkiosken店』
- マーケットも同時に楽しめる『Coffee Collective - Torvehallerne店』
- 本日のグルメ:夢を溢れるほどのせたオープンサンドを食べる
それぞれを、順番にご案内します。
世界初?電話ボックスでコーヒーが飲めるCoffee Collective - Telefonkiosken店
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こちらは、Coffee Collectiveの最新店舗で、電話ボックスの跡地に作られたコーヒースタンド。
世界にはいろんなコーヒー屋がありますが、電話ボックスのコーヒー屋はおそらくここだけ。
広場の中央に建っており、スタンドのイスや近くのベンチで気軽に外コーヒーが楽しめます。
おいしいコーヒーだけでなく、小窓からコーヒーが出てくる体験は、遊び心満載で最高。
マーケットも同時に楽しめる『Coffee Collective - Torvehallerne店』
こちらは、大人の夢を閉じ込めたようなマーケット内にある、Coffee Collectiveの別店舗。
このマーケットは、Torvehallerne(トーベヘルネ)と呼ばれています。
オーガニック食材から、お惣菜、野菜、お肉、パン、チョコレート、お花などあらゆるお店が60店舗ほど集結。
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その一角にあるのが、Coffee Collectiveのトーベヘルネ店です。
店内にも席はあるものの、地元民であふれるテラス席で風を楽しむのも最高。
本日のグルメ:夢を溢れるほどのせたオープンサンドを食べる
コペンハーゲン名物のひとつが、オープンサンドの「スモーブロー」。訪れたら必ず食べたいグルメです。
スモーブローは、ライ麦などの薄いパンの上に、具材をふんだんにのせた食べもの。
代表的な具材は、エビやスモークサーモンなどの魚介類、ローストビーフ、ベーコン、ハーブや野菜、チーズなど。
とはいえ、写真のとおり、想像を超える見た目に釘づけです。
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これは「インスタ映えを狙っているだけでは…」と、思いつつ、忘れられないほどおいしいので、ぜひお試しを。
スモーブローは上記でご紹介した、トーベヘルネ市場で食べることができます。
お店の名前は「Hallernes Smørrebrød」。
Day3:コーヒーと夢の入りぐちに潜入
3日目のテーマは「コーヒーと夢の入りぐち」です。
最後に、もしかしたらとんでもないひらめきが訪れるかもしれない、夢がそのまま現実になったような場所をご紹介します。
具体的には、以下のとおり。
- アート作品に包まれたコーヒーが飲める『Prolog Coffee Bar』
- 本日の観光:あのウォルトディズニーも通った『チボリ公園』でチルする
- 本日のグルメ:デンマーク発のクラフトビールが飲めるラーメン屋で〆
それぞれを、順番にご案内します。
アート作品に包まれたコーヒーが飲める『Prolog Coffee Bar』
こちらで味わえるのが、作り手の愛がこもったコーヒー。
コーヒーの味はもちろん、コーヒーカップに込められた想いがまた、温かい。
具体的には、こちらはデンマークの陶芸アーティストさんの作品で、「自然」をテーマに作られています。
自然の色、自然の化学反応を利用して、こちらの形になったそうです。
持ち手の部分にふくらみがあるため、熱いコーヒーを注いでも手が熱くなりません。

Prolog Coffee Barオリジナルの「Prologカップ」
Prolog Coffee Barの創業チームには、デンマークのバリスタチャンピオンも在籍しており、コーヒー愛たっぷりのコーヒーが楽しめますよ。
本日の観光:あのウォルト・ディズニーも通った『チボリ公園』でチルする
コペンハーゲンには、創業から178年間営業している遊園地「チボリ公園」があります。
こちらは、アンデルセンが童話の構想を練りに足を運んだだけでなく、ウォルト・ディズニーまでもが着想を得たところ。
コペンハーゲンの街の真ん中にあり、アトラクションに乗って遊び尽くすも良し、ぶらり散歩も良し。

本日のグルメ:デンマーク発のクラフトビールが飲めるラーメン屋で〆
こちらは、デンマーク発のクラフトビール「ミッケラー」とコラボしたラーメン屋『Ramen to Biiru』です。
ラーメン屋かと思いきや、コンセプトは「ビール好きのためのラーメン」なので、正確には「ラーメンとビール屋」。


自動販売機で買えるミッケラーと食券機
コペンハーゲンコーヒー旅のしおり:宿泊先
コペンハーゲンの宿泊先を個人で手配する方には「Airbnb」か「Agoda.com」がおすすめです。
それぞれを、順番に解説していきます。
現地気分を味わうなら「Airbnb」
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デンマークデザインや、北欧家具にかこまれた現地生活を味わってみたい方には「Airbnb(エアビーアンドビー:通称エアビ)」がおすすめ。
現地の「ホスト」が所有する空き物件を、旅人である「ゲスト」が借りるシステムです。いわゆる「民泊」ですね。
部屋の雰囲気は、掲載されている写真から分かりますよ。旅の予算に合わせて探すことも可能です。
自分好みのホテル探しなら「Agoda.com」
現地のホテルを自分で探したい方には「Agoda.com」がおすすめです。
理由はシンプルに、使いやすく見やすいのと、予約までの流れがかなりスムーズなため。
具体的には、場所や日付、人数などの必要な情報を入力した後、5クリックほどで予約が完了します。
宿泊費を抑えたい方には「ジェネレーター・コペンハーゲン」がおすすめ
こちらは、6階建ての大きなホステルです。筆者は、ジェネレーター・コペンハーゲンに滞在しました。
決め手は、立地の良さと、リーズナブルな価格です。ホステルからニューハウンまで徒歩9分、客室はドミトリータイプで「1泊約2,500円」でした。
部屋以外には、24時間営業の広い共有スペースがあり、レストラン、カフェ、バーが併設されています。もちろん、無料Wi-Fi付き。

以上で、コペンハーゲンコーヒー旅のしおりの解説はおわりです。

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参考コスパ最強!北欧のコーヒー定期便『KaffeBox』の登録からお届けまで
こんにちは、ショウコです。 北欧のコーヒー定期便『KaffeBox(カフェボックス)』に登録して3年が経ちました。 現在では、ノルウェーからお届けされるコーヒー豆が毎月の楽しみです。 北 ...
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