ジェームズ・ホフマンの究極のクレバードリッパーの淹れ方

2021年1月13日

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こんにちは、ショウコです。

 

今回は、クレバードリッパーの究極の淹れ方をご紹介します。

 

お先にstand.fmにてラジオ収録しました。約5分でまとめています。

▼ 音声派の方はこちらからどうぞ。

 

さて、ブログでは文章にて詳しく解説していきます。

 

今回ご紹介するテクニックが「正解」という訳ではないので、ぜひ「参考までに」ご覧ください!

 

クレバードリッパー究極の淹れ方ガイド by ジェームズ・ホフマン

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ロンドンのSquare Miles Coffee Roasterのクレバードリッパーワークショップにて(2019年12月)

 

今回ご紹介するのは、ジェームズ・ホフマン(James Hoffmann)氏が2020年12月にYouTubeに載せた『究極のクレバードリッパーガイド(The Ultimate Clever Dripper Guide)』というビデオの日本語解説です。

 

クレバードリッパーとは

 

もしかしたら、はじめて見聞きする方もいるかもしれません。

 

クレバードリッパーは、コーヒー抽出器具の一つです。

おなじみのドリッパーの形をしていますが、抽出方法は全く異なります。

 

最大の特徴はコーヒー粉をお湯に漬ける点

イメージでいうと、クレバードリッパーが「浴槽」みたいな役割をします。

なので、クレバードリッパーには底の部分に「ストッパー(栓)」が付いています。

 

ショウコ
お湯を注いでも、お湯が下から流れません!

 

つまり、浴槽(クレバードリッパー)にお湯を注いで、コーヒー粉を浸して、コーヒー(液)を作る仕組み。

 

この抽出方法を日本語では「浸漬式(しんししき)」、英語では「Immersion」と言います。

 

では、出来上がったコーヒー液をどのように出すかと言うと、下の写真の様にカップやサーバーの上に置くだけ。

 

 

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物の上に置くと「ストッパー」が外れて、コーヒー液だけが出てきます。

 

あとは、クレバードリッパー内のコーヒー粉を、ペーパーフィルターごと捨てるだけ。

 

ショウコ
楽ちん〜!最高〜!

 

ジェームズ・ホフマンとは

 

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ジェームズ・ホフマン(James Hoffmann)氏は、コーヒーを愛する2007年ワールドバリスタチャンピオンであり、起業家、執筆家、そしてインフルエンサーです。

 

2007年、ロンドンにて自身の焙煎所「Square Mile Coffee Roasters」を共同設立。

2014年、世界のコーヒーラバーの愛読書『The World Atlas of Coffee(英語)』を出版。

 

こちらの本は、日本語でも出版されています。

コーヒーのことが1冊で分かる『コーヒーの事典』という感じです。英語版は3部構成となっており、1部でコーヒーの概要、2部でコーヒー豆から1杯のコーヒーになるまで、3部でコーヒーの起源を解説しておりコーヒー生産国のうちアフリカ、アジア、中南米より35カ国が挙げられています。

 

ショウコ
私は英語版をKindleで購入しました!

 

2016年、コーヒーに特化したYouTubeチャンネルを開設。

2021年1月現在で登録者数は驚愕の67万人越えです。

 

▼くわしくは、こちらの記事をどうぞ

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【コーヒー界のレジェンド】ジェームズ・ホフマンとは何者なのか?

こんにちは、ショウコです。   スペシャルティコーヒーに出会って4年が経ちました。 喫茶店出身のわたしは、これまで飲んでいたコーヒーとのちがいに「何だこれ…」を追求。   情報を辿 ...

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クレバードリッパー究極の淹れ方ガイドの解説

結論から言うと、今回ご紹介するクレバードリッパー究極の淹れ方ガイドの要点は2つ。

 

  • ムラのない均一な抽出
  • 特に、ドローダウンタイムの短縮

 

ドローダウンとは?

英語で「drawdown」と書きます。意味は、水位が低下していくこと。

つまり、ここではコーヒー粉にかけられたお湯が落ちることを意味します。

 

ショウコ
速く美味しいコーヒー淹れられたら最高だよね。

 

それでは、本題へ。

 

抽出比率:コーヒーの粉に対して、お湯の量は15.38〜16.66倍

動画の例)コーヒー豆15g / 抽出量 250ml

粉のサイズ:中細挽き

お湯の温度:沸騰したてのお湯を使用

 

▼ こちらの動画から粉のサイズを確認できます(2:29〜)

 

動画で使用されている器具詳細

ブランドは異なりますが、サイズは以下の通りです。

 

クレバードリッパーのサイズ:Lサイズ

ペーパーフィルターのサイズ:4〜7人用

 

1. クレバードリッパーにペーパーフィルターをセットする

まず、ペーパーフィルターの横と底の端の部分を折ります。

絶対に必要!と言うわけではなく、折ることでドリッパー内にきれいに収まります。

 

ペーパーフィルターはドリッパーの奥まで詰めすぎない

自然に被せる感じでOKです。奥まで詰めてしまうと、お湯の抜けに時間がかかるとか。

 

次に、ペーパーフィルターにお湯をかけます。

これは、①紙の匂いを取るため、②器具を温めるため、なのでキレイなお湯をわざわざ沸かさなくてOK。

 

ショウコ
蛇口から出るお湯でもOKですよ〜!

 

2. 【重要】お湯を注ぐ

一般的なクレバードリッパーの淹れ方では、ここで先にコーヒーの粉を入れます。

 

しかし、今回ご紹介する最大のポイントがここ。お湯を先に入れる点です。

 

どういうことかと言うと、ロンドンにあるWorkshop Coffeeというコーヒー屋さんが、お湯を先に入れることでドローダウンタイムが速くなることを発見しました。

 

なので、先に250mlのお湯だけをクレバードリッパーに注ぎます。

 

ショウコ
動画では沸騰した直後のお湯を使用しています!

 

3. コーヒー粉を投入する

お湯を注いだら、すぐにコーヒー粉を入れましょう。

 

スプーンで均一にかき混ぜる

コーヒーの粉全体にお湯がなじむように、スプーンで混ぜていきます。

 

4. 2分間待つ

クレバードリッパーには蓋が付属で付いてきます。

が、ここでホフマン先生が蓋の必要性について熱弁(笑)

 

「わたしの実験によると、この蓋には明白な利点がない。この蓋のためにもたつきたくないし、必要以上に複雑にしたくないので、わたしはこの蓋を絶対に使いません。」by ジェームス・ホフマン

 

ショウコ
w w w w w

 

あくまでもホフマン先生がそうしている、というだけなので蓋を使う使わないは個人の自由です。

 

5. 上部のクラストを崩す

2分経つと、ドリッパー内上部にアクのようなものが出来ています。

このアクのようなものが「クラスト」と呼ばれています。

 

クラストを崩す方法は以下の2つです。

  1. スプーンを使って混ぜる
  2. クレバードリッパーごとゆらす

 

コーヒー粉をドリッパー内下部に沈ませ、平たい「コーヒーベッド」を作ります。

これによりお湯が均一に通り抜け、均一な抽出ができるのです!

 

30秒かけてクラストを落とす

クラストを崩したら、下に落ちるまで30秒ほど待ちます。

 

6. コーヒーを落とす

マグやサーバーの上に、クレバードリッパーをポンッと置きます。

すると、下のストッパーが外れてコーヒーが流れてきます。

 

ドローダウンタイムの目安は約1分

お湯を先に入れたことで、コーヒーの流れる速度が通常より速くなっています(その差、約2倍!)

 

ショウコ
1分程で落ち切るはずです!

 

使用するグラインダーや、コーヒー粉のサイズによっては、ドローダウンタイムは45秒〜1分15秒くらいと幅広くなるそう。

 

7. コーヒーを飲もう!

ではでは、さっそく飲んでみましょう〜!

 

ショウコ
初めて試すテクニックは、この瞬間が何より楽しみ!なのにコーヒーが一瞬でなくなる\(^o^)/

 

以上で、クレバードリッパー究極の淹れ方ガイドの解説は終わりです。

 

ショウコ
たった1つ順序を変えるだけで、1分の時短になるのは革命的!

 

1年ほど前はホフマン先生も「コーヒー粉を先に入れる」と言っていました。

 

▼ こちらは、以前ホフマン先生のロンドンの焙煎所でクレバードリッパーのワークショップに参加した時のツイートです。

 

ちなみに、今回ご紹介したホフマン先生の動画の再生回数は2021年1月の時点で約23万回。

 

ショウコ
それだけ、現代において「1分」って大切なんですね。

 

ともあれ、速くおいしいコーヒーが飲めるのは嬉しいですよね!

 

▼ 本編を視聴したい方はこちらからどうぞ。

-おうちコーヒー

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